代表ブログ
2016.10.09

勇往邁進 その1

今回はイソップ寓話「3人のレンガ職人」から使命や目的を持つことがモチベーションにどのような違いを与えるのかを分かりやすく示したものを紹介させて頂きます。

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世界中をまわっている旅人が、ある町外れの一本道を歩いていると、一人の男が道の脇で難しい顔をしてレンガを積んでいた。旅人はその男のそばに立ち止まって、「ここでいったい何をしているのですか?」と尋ねた。

「何って、見ればわかるだろう。レンガ積みに決まっているだろ。

朝から晩まで、俺はここでレンガを積まなきゃいけないのさ。

あんた達にはわからないだろうけど、暑い日も寒い日も、風の強い日も、日がな一日レンガ積みさ。腰は痛くなるし、手はこのとおり」

男は自らのひび割れた汚れた両手を差し出して見せた。

「なんで、こんなことばかりしなければならないのか、まったくついてないね。もっと気楽にやっている奴らがいっぱいいるというのに・・・」

旅人は、その男に【慰めの言葉】を残して、歩き続けた。

もう少し歩くと、一生懸命レンガを積んでいる別の男に出会った。先ほどの男のように、辛そうには見えなかった。旅人は尋ねた。「ここでいったい何をしているのですか?」

「俺はね、ここで大きな壁を作っているんだよ。これが俺の仕事でね。」

「大変ですね」旅人はいたわりの言葉をかけた。

「なんてことはないよ。この仕事のおかげで俺は家族を養っていけるんだ。

ここでは、家族を養っていく仕事を見つけるのが大変なんだ。

俺なんて、ここでこうやって仕事があるから家族全員が食べいくことに困らない。大変だなんていっていたら、バチがあたるよ」

旅人は、男に【励ましの言葉】を残して、歩き続けた。

また、もう少し歩くと、別の男が活き活きと楽しそうにレンガを積んでいるのに出くわした。「ここでいったい何をしているのですか?」旅人は興味深く尋ねた。

「ああ、俺達のことかい?俺たちは、歴史に残る偉大な大聖堂を造っているんだ!」

「大変ですね」旅人はいたわりの言葉をかけた。

「とんでもない。ここで多くの人が祝福を受け、悲しみを払うんだぜ!素晴らしいだろう!」

旅人は、その男に【お礼の言葉】を残して、また元気いっぱいに歩き続けた。(※引用元あり)

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3人のレンガ職人への「何をしているか」の問いかけに対する答えから、次のようなことが分かります。

1番目のレンガ職人:「レンガ積みに決まっているだろ」→特に目的なし

2番目のレンガ職人:「この仕事のおかげで俺は家族を養っていける」→生活費を稼ぐのが目的

3番目のレンガ職人:「歴史に残る偉大な大聖堂を造っている」→後世に残る事業に加わり、世の中に貢献することが目的


この中で一番モチベーション高く仕事をしているのは、明らかに3番目の職人ですよね。

目的がしっかりしていて、その目的を果たすためにどのような貢献ができるのかを自分で考えるからこそ、より良い仕事をしようとその仕事に積極的に関わる姿勢が生まれます。

では、やらされている感のある1番目の職人や、仕方なく生活のために働いている2番目の職人のような方々は同じことをしていても、人生の素晴らしさが違うと思います。


ミッションは行動を起こすために必要なものですが、やれと言われたからやる、やりたいからやるのでは無く、何故(目的は幸福)やりたいのかを追求しましょう

では、我々の会社の目的は?皆さん知ってますよね? 「社員幸福」と「理念達成」しか御座いません!

クラブメゾンが成長することと共に、目的「社員幸福」への追求行動から、理念「あなたにとっての、いちばんへ」が達成出来ます、そして地域社会に貢献できる会社となることが会社の目的です。

こういった企業風土があってはじめて、
我々は中期ビジョン実現のための使命・役割・存在意義などを自ら考え、行動に移すことができると信じています。

仲間【個】達の高い志が共感(理念)関係で結ばれる事で我々の目的が達成すると誓います。


~理 念~
・あなたにとっての、いちばんへ  ※理念のもとでは社長以下みな平等

~目 的~
・社員幸福  ※地域 社員満足度いちばんへ

代表取締役社長 佐野 圭太