最近良く社内で耳にするワード「マクロ」と「ミクロ」
具体的には
「全体を基準に、細部を見てゆく」という考え方と
「最小単位から上の単位へのつながりを見てゆく」というまったく逆方向の考え方の事です。
しかし、
「ミクロよりマクロの方が偉い」とか、「マクロ経済の方が重要だ」などということは全くありません。
双方が大事で、双方が補完しあって、全体のしくみや流れ、そして本質が見えてくるものです。
会社においてもそれは同じことで、
多くの従業員は、会社を評価するとき、「自分の待遇」や「自分の主観」といった自分目線で会社を見ます。
これはこれで当然のことですし、大切なバロメーターでもあるのですが、
それだけでは会社全体の「本質」が見えません。
会社にとって自分は多くの社員の中のひとり(整数1/1)であることを意識し、
「もし自分が社長だったらこの会社をどう経営するか?」
「自分が大株主だったら、現在のこの会社をどう評価するだろうか?」
という大きな視点を持ってみましょう。
会社の見え方がまるで違ってくるはずではないでしょうか?
では、
我々一人一人の信念とは?
会社の企業理念とは何でしょうか?
原理原則の基で社会にお役に立っているでしょうか?
結論は「風通しのよい会社」であることが重要って事ですね
私はまだまだ未熟ですし、完全に社員の気持ちを全て理解することはできません。社員もそれは同様です。
会社は人間の集団ですから、いろんな意見があって当たり前。
ただし、最終的に右か左かの判断を下すのは私の仕事です。
その経営判断が下される前に、十分な情報交換が上と下とで行われているのかという点は非常に重要です。
よく「ホウレンソウ」などといいますが、いくら報告・連絡・相談を徹底しても、結局その「ニュアンス」までは伝わりません。
ホウレンソウは部下の義務であるだけでなく、上司の「理解し、質問し、聴き取る」という義務でもあるのです。
これができる事が「風通しがよい」という一歩になりますね。 私自身も心掛けたいと思います。(笑)
追記・・・・突然の訪問にも関わらず、店内から厨房と全てを見学させて頂き誠に感謝しております。
斎藤社長を始め高野部長 そして女将・各スタッフ様に大変お世話になりました。次回またお会いできる事を心から楽しみにしております。
※写真は私の尊敬する兄貴 斎藤社長の黒毛和牛一頭切り 伊達哉(だてなり)http://www.datenari.jp/ 「仙台店」です。