前回の観光立国①に続いて今回は政府が政策の柱に位置づける「地方創生」
地域活性化に重点が置かれる中「2020年東京五輪」を契機に「地方」の可能性とは?「地方」は何を望むのか?に焦点を当ててみます。
東京五輪は「オールジャパン」を掲げ、全国の自治体での経済活性化や文化振興、国際交流の推進、障害者の社会参加など、大会効果が「地方」に波及する事への期待が大きく、スポーツを核とした地域活性化の推進で、地方創生に好影響を与える可能性が高いと思われます。
また、「外国人観光客の誘致でビジネスチャンスの増大?!」もあるのではと期待もできる。
「地方」としては、各国・地域のキャンプ誘致する事で、選手団のほか、観光客、報道関係者らが訪問し、波及効果に期待もでき、施設や受け入れ環境を"売り"にする独自のアプローチがあると更に面白いのではないかと個人的には思う。
そして、キャンプ・合宿受け入れで、国際感覚やグローバル人材の育成につながるなどと教育効果向上への可能性もある。
「地方の経済効果」では特産品や観光PR、文化発信で、東京から「地方」へ人を呼び込む為の設計も重要 課題で、外国人観光客の誘致に向けては、各自治体とも観光資源に加えてWiFi・発信プラットホーム・コールセンターの設置など「おもてなし」環境の整備も合わせて必須事項である事は間違いない。
また、世界に東日本大震災の復興や支援への感謝を伝える絶好の機会であり、被災地で五輪事業を行うことで、風評払拭や風化防止につながるかと・・・。
しかし、五輪を好機と捉える一方で東京一極集中の加速する可能性も高い。やはり「一極集中にならない経済効果の地方分散が必要」で人口減少社会の中で五輪は「地方」の"切り札"にする為には「各地方」のマスタープランが必要ではないでしょうか?
湖北が更に魅力ある「まち」になる事を市民として期待しております。
※写真は2015年4月1日より、リニューアルして弊社 「メゾン・ド・フー」で ランチビュッフェを始めさせて頂きます。
「メゾン・ド・フー」 http://www.maison-de-feu.com/