今回は私自身が所属している社外団体の研修視察の為に島根県に現調に来ております。
限られた時間の中でしたが、数多くのパワースポットにも立ち寄り貴重な時間を頂きました。
特に今回は移動時間が多くあったので外食企業のフェーズから弊社を冷静に判断してみました。
我々、飲食業界の中で一般的な損益では、スケールメリットによるところが大きいのが多店舗展開やフランチャイズチェーンとされています。
スケールメリットとは、「規模の経済性」すなわち「規模を大きくすることで得られる利益」の事で。
つまり、店舗数を増やし、食材を増やすことで、効率を上げ、より多くの利益につなげる事です。
たとえば、キャベツ1個を仕入れるより、キャベツ1000個を仕入れると単純に単価は下がります。
また、店舗ごとに調理するのではなく、セントラルキッチンでまとめて調理すれば、各店舗の設備、管理などの負担を軽減できます。
このように小規模よりも大規模な経営の方がコストダウンにつながり、それにより利益率が上がります。
外食企業においては、スケールメリットをいかにして得るかが、成長していく上での大きなポイントと感じてます。
では弊社の創業年数や出店計画を見て、現状のフェーズにどんなチャンスがあるかを確認したいと思います。
一般的な外食企業フェーズとしては
▼創業期 ▼成長前期 ▼成長期 ▼安定成長期 ▼成熟期となっており、弊社のフェーズは「成長前期&混乱期」です。(笑)
成長前期&混乱期の特徴としては
1.出店スピードを上げるべく、社内体制を整えている段階。
2.SVやエリアマネージャーを現場店長が兼任することも多い。
3. 外食店長経験者が、これまでの経験を生かしてマンパワーを発揮している。
弊社も正に上記の特徴と同じで現在のフェーズを超える為に、
今期中には環境整備として人材育成・従業員満足度向上・アウトソーシング・中長期な更なるビジョンを再構築して行く次第です。そして、合わせて資源の深堀りとセントラルキッチンの計画に入ります。(※具体的な内容は・・・・・・・場所は決定!)
店舗をたくさん出店すればその分利益率が上がるので、より大きな規模で展開するほうが有利となるわけですが、その店舗展開のあり方はさまざまです。
弊社の業態(高粗利業態)で出店する事も重要ですが、多業態によりエリア特性を柔軟に対応し失敗のリスクを回避する事もポイントと感じてます。
業態ごとに店舗オペレーションが異なるので、スケールメリットをどれだけ活かせるか? そして、効率化の知恵と工夫が資源となり企業運営を左右するって事です。
いずれにしろ、外食企業では、スケールメリットありき、と言う事をふまえ、
我々がそれぞれどんな戦略でどのようにスケールメリットを高めていくかが、永続的な発展と社員の収入にも大きく影響してくると言っても過言ではありません。
最後に、「我々も成長期に向かい新しい仲間を募集しております!」
表層的な対価や条件もありますが、中長期な事を考えている貴方なら、この時期のフェーズ企業に入社すれば、まだまだライバルが少なく店長以上のポストを目指しやすい事は分かりますよね!!
そして、貴方の経験から仕組み作りやノウハウ、オペレーションの構築から関わることができる企業であれば将来の幹部候補の道も近いのでは?と思います。
一緒に外食産業を盛り上げていきましょ
写真の一枚目は「神話の舞台 稲佐の浜」 二枚目は「出雲大社 神楽殿」