株式会社CLUB MAISONは滋賀県長浜市・彦根市に焼肉・肉割烹・フレンチ・カフェなど7店舗の飲食店を展開中。

私の周囲にはあまり存在はしませんが、世間的には存在する方々　先日の出張時に自身が痛感した自転車や歩行者のマナーの乱れ。
例えば、信号を無視して交差点を突っ切ったり、脇　道から飛び出してきたり、車の前すれすれに猛スピードで走り抜けたり、携帯を操作し　ながら走行するなどして、車と衝突しそうになり、車に急ブレーキを踏ませても、素知 らぬ顔で、そのまま平然と走り去ってしまう。道いっぱいに広がってダラダラと歩く人達。赤に変わった歩行者信号を無視して横断する人。

モンスターペアレント、モンスターペイシェント、モンスター○○○、クレーマー等と言われる人達の極端に利己的で自己中心的な振る舞い。

メディアで騒がれている問題 経済的に困窮している訳でもないのに給食費を払わない親。

「殺せ！」「死ね！」など聞くに耐えない言葉を連呼するヘイトスピーチ。

繰り返される児童虐待、育児放棄、ＤＶ。俗悪な児童ポルノ。未成年の少女や女子高生の商品化。盗撮。

盲人用の点字ブロックの上を塞いで置かれる自転車や荷物。

10月31日ハロウィンの仮装で賑わった町のゴミ放置。

書店やコンビニを閉店に追い込む事すらある万引きの横行。

平気で嘘をつく人々。等々。

では「利己主義で何が悪いのか?」 このように居直られた時、皆さんは、どう答えますか？

おそらく100人いれば100人100様の答えがあるでしょう。

おそらく、そのどれが間違っていてどれが正しいという事ではなく、その100通りの答えの全てが、それぞれ真理の一面をついているものだと思います。

そうした真理の１面の一つとして、私の答えは「利己主義者は結局、損得で判断し自分の為にならないから・・・」と云うものです。

しかし、真実は自分を大切にしたいのであれば、他人を大切にすれば良いと感じます。

私は飲食店を経営していますので わかりやすい例として、飲食店の「繁盛店」と「繁盛していない店」を取り上げてみます。

繁盛していない店の店主は、自分の店に客が来ないことを他人のせいにして愚痴ばかり口にしています。

しかし、繁盛店との違いをよく見てみると、そこにあるのは、「自分の店の利益」を優先するか、それとも「お客の利益」を優先するかという姿勢にあるように思えます。

繁盛店では、お客にどうしたら満足して頂けるかという事に最大の注意を払っています。

そしてその為に、料理の味や、値段で、お客に納得と満足してもらえるようにする事は当然として、それ以外にも、お客１人１人の要求や個性の違い、場合によっては境遇、職種などの違いにも合わせ、しかも、そうした違いによる差別は決してしないという接客を心がけているのです。

むしろ、「一杯のかけそば」ではないけれど、もし、そうした親子を目にしたら、帰り際にそっとその子に、何か手土産を差し出すというような姿勢を持っています。

また、こうした店主は、従業員に対しても、決して見下げず、一緒に店を支える仲間として見て、苦労をともにする姿勢を貫き、その結果、従業員も、店主と同じ姿勢でお客に接するようになります。　こうした姿勢の積み重ねが、お客の十分以上の満足となって客が客を呼び、繁盛店を作り出しているのです。

これに対し、「繁盛していない店」の店主は、すぐに自分が楽をすること（手を抜くこと）を考え、１人の客からどれだけの利益を挙げるかということを優先し、お客の満足（客の利益）は、二の次にしています。
その結果、お客様は、その手抜き料理や、もうけ主義に満足せず、二度と来なくなり、店は、さびれてしまいます。

これは、基本的にサービス業全般に同じです。忙しく沢山の仕事を抱えていようと、お客様にとっては、自分の真心が全てなのです。お客様のそうした利用動機をきちんと受け止める事そこから全てが始まります。正しく人（他人）を大切にする事です。

私自身も20代前半では自己中心的な考えで利己主義でした。そして何度も失敗してきました。。。しかし、現在は利他主義の諸先輩方々からの貴重なアドバイスや姿勢を通じ日々 成長しております。まだまだ未熟な事も御座いますが脱 利己主義を宣言いたします。

最後に、「我々は相手の事を一番に考えて行動できる新しい仲間「パートナー」を大募集しております！」表層的な対価や条件もありますが、中長期な事を考えている貴方なら「やりがい」や「自己成長実感」などに着眼する事をおススメします。一緒に飲食業界を盛り上げていきましょう。

※写真は出張先での早起きの一コマです♪