甲斐の虎と呼ばれた戦国大名 武田信玄、私自身も好きな大名の一人です。 かつて甲斐国を統一した武田家でも下克上の時代の中では、他の源氏や親戚筋が権力を狙ったりと闘争は絶えない不安定な時代。 そんな中 領国に自身の城を築かずに居館に(とは云っても居館の背後には要害山城がありましたが)住み続けた信玄は、人の力がないと城があっても役に立たない。と云う名言を残しています、「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」と・・・・・
信頼できる「人」の集まりは 強固な「城」に匹敵すると考えていたそうです。
そして個々の特徴を掴み、適材適所で個人の才能を十分に発揮できる仲間を作ることが大事で、その人財こそが城であり石垣であり堀である。と教訓を残しています。
信玄はさらに、「信頼してこそ、人は尽くしてくれるもの」 という言葉も残しています。
信玄は、口だけでなく、時に頭を下げ 自分から先に「人」を信じようと心がけたそうです。
信頼し対話する事で、モチベーションは高まり家臣の士気も上がったに違いありませんね。 本日の打ち合わせは、そんな偉大な先輩から信頼して頂き1年と3ヶ月。本日、必然から使命に変わった大切な一日となりました。