昨今 世間を騒がせている芸人さんや私を含め我々は仕事や生活が上手くいっているときには、日常の些細な問題も気になりません。しかし、上手くいかなくなると途端にその原因を見つけたくなるものですね。
しかも その原因を他人に求めることはあっても、なかなか自分を省みると言うことはできないものです。
そんな時こそ、やはり他人ではなく見方(点・線)と 自分の生き方(義)を問うべきだと思います。
自身に対しての原因着眼を「いま・ここ・わたし」の点だけではなく「過去・現在・未来」と線で考察してはいかがでしょうか?
また点での視点で「過去」の成功・失敗のさまざまな経験を参考にせずに、同じような内容ばかりで堂々巡りをしていませんか?
ここで、例えとして長浜市の人口推移で「見方(点・線)」で説明してみましょう
未来5年後 令和6年 7月 人口115.887人(男性56.910人/女性58.977人)
未来3年後 令和4年 7月 人口116.822人(男性57.369人/女性59.453人)
未来1年後 令和2年 7月 人口117.764人(男性57.832人/女性59.932人)
現在 令和元年 7月 人口118.114人 (男性57.941人/女性60.173人)
過去1年前 平成30年 7月 人口118.660人 (男性58.064人/女性60.596人)
過去3年前 平成28年 7月 人口120.435人 (男性58.884人/女性61.551人)
過去5年前 平成26年 7月 人口122.103人 (男性59.683人/女性62.420人)
(※過去のデータは長浜市が発表、未来のデータは長浜市人口ビジョンを参照)
「点」でみれば、人口減少は知っているが「いま・ここ・わたし」には直接関係がない。
しかし、現在を中心に過去・未来を「線」で見ると10年で6.216人の人口減になる可能性がある。
長浜市の人口減少を「過去」より住み良い街に導いて頂いた先輩諸兄の方々から「現在」安心に住んでいる我々、そして今後の地域「未来」を担う青少年たちと「線」で見ると、今までと違う見方になるのではないでしょうか?
「見方(点・線)」を意識しても、本当に長浜市の人口減少問題は関係のないことでしょうか?
続いて、自分の生き方(義)は人間としてどう生きたらいいのか?を問うこととなります。
言い換えれば「いま」をどう捉えるかにつきます。 本当の意味で「いまを生きて(義)」いるかが問題です。
そして、51:49のバランスで「義=51」を優先できているかがポイントとなります。
茶道の「一期一会」という言葉は、今日、この日のお茶会は、未来永劫ないかもしれない・・・いや、ない!・・・という気持ちで、お客様を「おもてなしする」という意味です。
毎日顔を合わせる家族や仲間であっても、「いま」というこの一瞬一瞬を大切にする気持ち(義)、これが、「一期一会」の精神なのです。
まさに「いま」を「義」で生きるです。
「いま」を真剣に向き合わない方が、自身の成長課題に向き合えますか?
「いま」を自分のために一生懸命になれ無い方が、どの様にして会社に貢献出来るのですか?
「将来」の目標を、しっかりと見据え、「過去」の栄光・失敗にとらわれることなく、「過去」の経験を活かし、「いま」をしっかりと生きる。
「いま」を「義」に生き「線」で考察するが私の心得としています。