前回の視座ブログ http://club-maison.com/blog/2019/06/post-131.html では、私が思考してる内容と仲間たちが調整すべき箇所と視座の高さをお伝え致しました。
続いて、我々がチーム一丸となって邁進する為に仲間達に知って頂きたい計画の一部変更や見直しの内容を今回はお伝えしようと思います。
クレドにも記載してる中期計画と単年度計画があるにも関わらず、計画の一部が見直しをするのは何故か?
アワードで発表された次年度計画を一部変更したのは何でなのか? また社員メンバーの中には、会社の方向性がころころと変わっていると感じてる仲間がいるかもしれません。
これは、視座とスピードの両方が影響して錯覚しています。
結論はスピードが早いというよりも、各ポジションごとに考えている絶対時間が違うからです。
簡単に説明する為に語弊を恐れず単純化すると、
・一般社員は1日8時間~10時間、週に45時間働いている
・店舗管理者は通勤中も仕事のことを考えている(+2時間、週+10時間)
・部長は週末も仕事のことを考えている(週+20時間)
・私は食事をしてるときも、風呂入ってるときも、寝ている間も仕事のことを考えている(週+50時間)
て感じだと思います。
合算すると、私は、意識・無意識含め、週168時間の中で120時間は仕事のことを考えています。
(※社長として当然です、理念達成の責務を与えられた重大な務めがあるので)
一般社員の約3倍です。だから、一般社員が1ヶ月過ごしている間に私は3ヶ月分 試行錯誤をしています。
1ヶ月間、上空10,000mで様々な思考実験を繰り返すと、見える景色が変わって「あ、これ違うな」とか「こっちの方が圧倒的にいい」と考えや計画実行のタイミングが変わってしまうことが経験上あります。
私目線での下方修正の角度は1度で方向性は一緒でも、一般社員までに届くときには、1度以上になり方向性が変わってると錯覚があると思います。
しかし私の存在意義は、できる限り計画を変更しないことではない。
経営環境や競合環境が猛烈なスピードで変化する中で、限りある経営資源を全体最適化させ、戦いに勝ち続けること(=世の中をより良くし続けること)です。
みんなとは違う持ち場で、全体最適、つまり、社内外の一人でも多くの人が幸せになる方法を探り全員が幸せになるために苦渋の決断をしなければならない立場と理解して頂きたい。
そして偉そうなこと言う割に、何本もネジ抜けてる、みんなが知ってる通り完璧でもない。なので二転三転することもあります。
計画の一部変更や下方修正が少ない会社は、社長が10,000mの高さをマッハスピードで飛行していない証拠。職務怠慢ってことで悪しからず。
最後に幹部メンバー・各店舗管理者メンバーには、会社に貢献頂き本当に感謝してます。
しかし、今後の二転三転することは想定内です。
理念の基に義51:利49のバランスを大切に正しいことを貫きましょう。