いつも 「KITCHEN BAR 月家」 をご利用頂き誠に有難う御座います。
今日は、皆様に重大な報告をしなければなりません。明後日 2019年10月31日の営業を最後に閉店することとなりました。突然のお知らせとなり大変 恐縮ではございますがご理解いただけると幸いです。
今後の展開にあたり事業選択と資源集中の為に経営上の判断を下す結果に致しました。
2007年7月4日の開店以来、12年と4ヶ月の間 足繁くお店に通って頂いたお客様はもちろんのこと、普段からブログなどをご覧になって、いずれご来店を計画されていらしたお客様。
また、開業よりご支援頂いた多くの取引業者の皆様に、このような一方的な結果となったことに対して、大変申し訳なく、また同時に私自身もとても淋しい思いで一杯です。
振り返っても あの頃の気持ちが鮮明に蘇ります。
アメリカ独立記念日に開店日を合わせて自身の起業を夢見た「月家」
当社の創業店舗でもあり私自身が店長を経験させていただいた「月家」
2007年7月4日から2008年12月31日まで約1年半 1度も休むことなく根性で出勤した「月家」
毎年 結婚記念日に「月家」を選んで頂いたお客様
プロポーズで「月家」を選んで頂いたお客様
誕生日会&サプライズで「月家」を選んで頂いたお客様
なんと言っても個人的にお気に入りの「月家」⑤番テーブル
何気ない日に何気なく「月家」を選んで頂いたお客様
数多くある飲食店の中から「月家」を選んで頂き、有難う御座いました。
「月家」の空間については、『いつも変わらぬ居心地のよさ』を提供することだけに、すべてを注いで参りました。そして、私自身の生涯においておそらく最も濃密であり、そして有意義であった時間を過ごさせて頂きました。
皆さんお一人おひとりに出逢えたことはまさに「奇跡」であり、飲食業という志事に携わらなければ経験し得ないことであったと感じています。
『一期一会』や『ご縁』という言葉を大切に、お店を運営してきたつもりなのですが、なにかと至らぬ点もあったかと思います。
その点については、この場をお借りしてお詫び申し上げます。
また、運営に尽力いただいた歴代の仲間たちから現在の仲間たちに関しては、上司として時には厳しいことも言いましたが、大変な志事も不平も言わずに前向きによくやって頂いた仲間たちに本当に感謝しています。
そんな沢山のお客様と仲間たちの一つひとつの出逢いに感謝をしつつ、残り2日の少ない営業で悔いのないよう過ごしてゆこうと、心を新たにしているところです。
最後に、明後日を最後に地域の方々に愛され必要とされる新展開(2020年度中を目途)に向けた準備に入ります、まだまだ未熟な私たちですが、少しでもこんな私たちの未来に期待していただけたら幸いです
心より有難う御座いました。