先日、店長会議をオブザーバーとして参加したメンバーより「戦略と戦術」の違いについて質問がありましたので簡単に説明させて頂きます。
弊社では会議の中で会社の経営(課題)はよく戦争(笑)に例えられます。
「戦略」「戦術」「武器」・「空爆」や「地雷」など、戦争用語が頻繁に会議の場で語られています。
しかし、「戦略」と「戦術」がゴッチャになっていたり、「戦略なき戦術」を一生懸命に考えたりするメンバーも見受けられます。
言葉の定義は大変重要で、
おろそかにすると大きなコミュニケーションミスを招きますので再確認を宜しくお願い致しますね
まず、マネジャー以上の役職になった幹部クラスは、会社の経営(課題)のことを念頭において活動しなければなりません。
「戦略」とは、時流適応、市場や立地選定、ターゲット選定、コンセプト、仕組み化と云った目に見えないものを指します。
対して「戦術」は、採用、教育、支援、キャリキュラム(計画)のような目に見えるものを指します。
労働者でありながら、幹部クラスは経営マインドを持たないとキャリアは向上していかないからです。
そして、店長クラスは、目の前の接客や料理などを「戦術」とし、再来店してもらう事を「戦略」と捉える事が店長の姿です。
参考にhttp://club-maison.com/blog/2015/10/post-59.php
例えるならば、「戦略」はStrategyです。目的を達するための「シナリオ」です。
映画だってシナリオがなければ、出演者もロケ地も、シーンも決まりません。投資家もお金を出してくれません。シナリオは一番大事で、尚且つ大きな視点です。
それに対して「戦術」は、その次です。これは各プロジェクトを成功させるための具体的な戦い方(手法論)です。
兵士を何人投入するか、どんな兵器で戦うか、どこから攻めるのか、といった事を決めます。
弊社においては、現場をどのようにリードしていくかという事になります。
ご理解頂けたでしょうか? 小手先な手法論ばかりではないですか? しかしながら、最終最後は継続・実行がなければ成果は出ませんので・・・・・
最後に、主任メンバー達は後輩思いの素晴らしい方々ばかりですが 先ずは、人に云っている事をちゃんと自分でも実行する事で しっかりと自信を持ち、信頼される先輩を目指して下さいね。
理解出来なければ何時でも気軽に連絡下さい!(笑)優しく何度でも熱く御伝えさせて頂きまーす。
※写真は弊社新年会と誕生日を迎えた俊。我々は家族なので来年も再来年もずっとずっとお祝い出来る関係でいましょう