では早速 続き② ビジネスモデルについて書いていきたいと思います。
従来の飲食店やレストランは、「客数」「客単価」「営業日数」と言う3つの要素で売上のトップラインが決まってます。
その為、店舗サイズや席数、価格設定が変わらないかぎり何年経営しようが基本的には売上の天井は同じです。
また需要のピークを前提にした産業モデルなので、繁忙期・時間帯がある飲食店は売り逃しを避けるために、ピーク時の客席稼働を想定した店舗面積、設備投資を行い、それに伴った人財確保をするのが業界常識でした。
しかし、ピークありきですべてを用意することは、オフピークの稼働が課題となります。
分かりやすく説明すると居酒屋のランチ営業が1つの例でしょう。
ピーク前提のモデルなので、損益分岐点をぐっと引き上げている要因があり、外部環境の煽りも受けやすいことが課題となってます。
少し脱線しますが、参考までにコロナウイルスの影響もあり、テクノロジーを活用すれば、逆転の発想も生まれます。
例えば、予約やデリバリー専門の店にがらりと変えたり、店舗面積を最小化してピーク時はデリバリーやテイクアウトを併用して対応したり。
そもそも店舗を持たない、いわゆるゴーストレストランや出張レストランのような形態もありますね。
安定した経営を目指し「独立」するのであれば、精度の高いビジネスモデルを決めることを進めます。(※立地と業態の整合性が最も重要)
業界構造について詳しくは http://club-maison.com/blog/2020/12/post-184.php
続けて、③財務管理(BS PL CS)④労務管理(社会保険)は割愛させて頂き、ここで質問をしたいと思います。
Q1:当社の事業目的と、あなたが働く目的や方向性は重ならないのか?
Q2:当社が顧客・社会へ届けようとしている価値基準とあなたの良心は重ならないのか?
Q3:「独立」の具体的な目的とは?
Q4: その目的は当社では叶わないのか?
Q5: その目的が本気なら何故 最短の行動に移さない?
前回ブログにも【もっと賢い選択肢はないのでしょうか?】と同じ文言を書きました。
今あるもので未来が完璧に予想が出来たら"今"に苦悩する人はいないし、努力する事もないでしょう。
あなたの選択肢・可能性は無限にありますよ。
現在のあなたにとって最良ではないから、未来を予測する力を持たされていないだろうしね。
さあ、どうしましょうね。
続きは次回は⑤判断力・決断力について書いてみましょう。