さて前回、前々回にもキーワードにした【もっと賢い選択肢はないでしょうか?】について書いていきたいと思います。
飲食業界に関しては、資本力の差が他業界ほど影響がなく競争力に直結しないという事実。
巨大外食チェーンの店舗が商圏内あっても、美味しい料理をリーズナブルな価格で、そして良いサービスで提供すれば十分に勝てる可能性があるってこと。
また、新しい集客方法を今日実行すれば、即売り上げが増えこともあり、工夫と努力がすぐに結果に表れるのも、他業界にはあまり感じられないし、スピード感も魅力的。
しかし、何度も伝えてますが、この業界は外部環境の煽りを強く受けることが多く、時流が早い上に利益率が低いために生き残るのがそもそも難しい業界となってます。
また人がいないと成り立たない労働集約型の産業だと言うことも理解して独立の準備を・・・・
※当然の仕組みと自己評価ではなく他者評価について http://club-maison.com/bog/2020/01/post-146.php
時流の一例として、今後ポストコロナ(外部環境次第)では、これまでの経営のやり方の常識が逆転していく可能性がある。
例えば
・人材 : 採用強化 → 省人化
・立地 : 繁華街 → 住宅地
・KGI : 売上 → 利益
・集客 : 新規集客 → 常連施策
・サービス : おもてなし → 非接触
・経営努力 : 値下げ → 値上げ
・経営方針 : 成長 → 持続性、
前回ブログ「独立について ~3~」にも書いてますが、経営者(あなた)の判断と決断が正しければ事業は成長発するが、判断と決断を誤れば事業は衰退します。
独立して一人でやっていく、会社の経営者としてやっていく。
それは、市場からの評価をダイレクトに獲得する存在になるということです。より大きな「社会」というコミュニティに認められるのは高度なことと理解ください。
さぁ 勇気を出して独立する覚悟はできましたか?直ぐには難しいですよね。当然です。
まだ覚悟ができない慎重派のあなた。いま悩み、決断できない事柄を明確にしましょう。
「勇気」「自信」「足りてない力」「強み」「お金」「目的」「ビジネスモデル」「仲間」「指導者」などと・・・整理してみてはいかがでしょうか?
さて、独立の前に一つ。
そもそも人間が集団をつくる理由は何でしょうか?
それは単純に集団でものごとを成した方が、得られる成果が大きくなるからと認識しています。
いつの間にか、終身雇用や年功序列があることが、組織のメリットのようになっていますが、いずれも二次的なものです。
雇用を安全に守ってもらえることだけが組織のメリットではないのです。
集団だからこそ、成し得ること。
大きなものを動かしたり、大きな利益を獲得しようとしたときに、人は集団をつくります。
はるか昔、人間は集団をつくり、みんなで狩りをすることでマンモスも狩れるようになりました。
一人ひとりが小動物を狩るのではなく、自分たちよりずっと大きいマンモスを狩り、その肉を山分けするようになれたのです。
集団で大きな利益を獲得し、獲得した利益を配分する。
そうすることで、個々の人間が一人でずつ取り組むよりも、結果的に多くの利益、分配を獲得することができる。
※詳しくは、コミュニティーで発展を遂げた http://club-maison.com/blog/2020/09/post-176.php
そう考えると、選択肢が広がりませんか?
あなたが決断できない事柄を補完してもらえれば?
補完して頂ける組織は?
もっと確率は高くなりませんか?
自身の立ち位置を考えるきっかけになればと。
ぜひ賢い選択を。。。
追記
IT武装(デジタルシフト)に関しては、安価なクラウドサービスの普及などで、我々と巨大外食チェーンがシステム投資の面でも、同じ土俵で戦えるようになってきましたね。 しかし当社は、巨大外食チェーンの寡占化では戦いません、勝てない喧嘩はしない平和主義なので。。。。